【現役調理師学生が教える】日本料理と西洋料理の魅力について徹底解説!

将来、料理を仕事にしたいと思う人は「どこの国の料理を学ぼう」っと悩んだことがあるはずです

実際世界には、300か国以上の国がありその上、それぞれの地域の料理があります。

この料理の多さから、国の料理を学ぼうにもどこの料理を学べばいいか迷ってしまうはずです。

そんな人のために今回は、有名な2か国の料理の概要やどんな人が向いているのかを徹底解説していこうと思います!

  • 日本料理
  • フランス料理

日本料理

概要

まずは、私たちの国の日本料理についてです!

日本料理は、日本の気候、風土の中で、伝来した文化を取り入れながら独自に発達してきた際立った特徴を持つ料理の集大成です!

日本は料理のレベルが高く2023年の世界で最も料理がおいしい国ランキングで日本は4位にランクインしています

他にも、ミシュランガイドに掲載されている、東京の三ツ星レストランの数世界一です

歴史

日本料理の原点は縄文時代にさかのぼります。

もともと縄文時代の前には、焼く、燻製、天日干しくらいでしたが縄文時代にはいり縄文土器が発明されたことによって煮る、茹でるが可能になりました。

煮る、茹でることが可能になったことよって、アサリ、シジミ、ハマグリ、カキ、サザエ、アワビのスープが作れるようになりました。

この出来事は、日本料理における大きな変化で日本料理での「出汁」が初めてできた出来事でもあります。

特徴

日本料理はごはんを中心とした一汁三菜が基本スタイルです。

栄養バランスにも偏りがなく、理想的な食事と言ってもいいでしょう。

日本料理の代表ともいわれる出汁の「旨み」を使うことで肉や魚を使わずともおいしいが実現できています。

どんな人が向いているのか

日本料理に向いている人は、料理が好きで、忍耐力があり、丁寧な仕事ができる人です。

日本料理業界では、立ち位置によって名称が分かれています。

例えば、一年目では「追い回し、洗い方」二年目では「盛り方、盛り付け」、三年目では「揚げ場」四年目では「焼き場」、五年目では「八寸場」、六年目では「煮方」、七年目では「向板」、八年目では「立板」「花板」に分けられていますがこの年数でこのポジションにつけるかはあくまでも目安です。

このように、日本料理では長くて厳しいので忍耐力が求められます。

フランス料理

概要

フランス料理はフランスの伝統や食文化や調理法に基づいた料理で世界三大料理の「トルコ料理」、「中華料理」に並ぶ一つです。

フランスの料理は高品質で新鮮な食材を使用した料理で繊細な調理技術と洗練された味を作ることが必要とされます。

フランス料理人は「究極の料理人」とも呼ばれ、最高峰の技術を持っています。

歴史

フランス料理ができたのはそこまで昔ではなく、14世紀頃の宮廷で作られた料理です。

今では「格式の高い高級料理」というイメージですが、当時は大皿に盛られた料理を手づかみで食べられていました。

16世紀頃になると、フランスの王がイタリアのメディチ家のカトリーヌという女性と結婚したことでイタリア料理の基本が取り入れられたことでフランス料理が一気に発展しました。

そこからナイフとフォークを使うようになったことで今のようなテーブルマナーが確立していきました。

特徴

フランス料理の特徴は食材、ソース、マナーです。

フランス料理でつかう食材は、「牛」、「豚」、「鶏」以外にも「鹿」、「鴨」、「ウサギ」などのジビエと言われる食材を使います。

バターや生クリームなどの乳製品も数多く使用されています。

フランス料理は香辛料やソースを多用した料理が多く、その中でもソースは重要で数多くの調理法や種類があります。

フランス料理の五大ソースは「ベシャメルソース」、「エスパニョールソース」、「オランデーズソース」、「ヴルーテソース」です。

どんな人が向いているのか

フランス料理で向いている人は好奇心と向上心があり、料理を楽しめる人、また幅広い視野を持つ人です。

フランス料理をする上で最も重要なのは「努力できる才能」です。

料理現場では見習いから始まり徐々に仕事を任せてもらえるようになります。

この時に、皿洗い、掃除、野菜の下処理の仕事を任されているときでもシェフが作っている姿を見てそこから技を盗んでいくことができる人が上達していきます。

おわり

最後まで見ていただきありがとうございました。これからもブログの更新を続けていくので見ていただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました